※無能な中間管理職はこの記事を見て不快に思うので注意
ネットの記事って人の目に留まるようにインパクトのあるタイトルをつけようとして記事の本質からズレることがある。
上の記事を読んだ人はどのような感想を抱くだろうか。
記事を要約するとすげー行動力のある管理職がいる。私はそう捉えた。
その行動力のある管理職が職場を変えるために、主に在宅勤務などの多様な働き方を浸透させるために様々な施策を講じたということである。
案の定コメントには否定的な意見が散見される。
例えば「今の人はこんな人についていこうと思うのか?」とか。
恐らく会社でうまくいっていない無能な中間管理職か何かではないかと推測してしまう。
この記事で伝えたいことは、彼の一つ一つの実行した施策の良し悪しではない。多分。
会社の利益になるためには何をすべきかを考え、実際に行動に移す素晴らしい管理職がいるということである。多分。
それを、記事で紹介された一つ一つの施策に関してどうこう言うのはナンセンス。それが合う会社と合わない会社があるのが当然であるからである。
それを理解出来ていない人間が読むと「今の人はこんな人についていこうと思うのか?」などと稚拙な感想を抱くのである。
こういうやつが管理職にいると会社を良くしようとする思いを台無しにしてしまい、職場のモチベーションが下がるのである。
おそらくどの会社にもいると思うけど。
ただ、一つ気になったのは記事の内容で書かれている「現場を理解できていない上司」を悪者にする論調。よく目にするけどこれは危険。
これを真に受けると上司が現場に来てもっと理解して欲しいという意見が生じる可能性があるし、実際そんなことを思う部下もいるかもしれない。
だがそれは部下の甘えである。
上司は、部下の仕事やプロジェクト全体、管理職であれば組織や経営方針などを管理するのが仕事であり、そこに会社の命運がかかっている。
現場の理解のために上司の手を煩わせるのは会社にとって不利益であるため、現場の事を上司に理解させるのは部下の仕事の一つである。
部下が適切に現場の問題点や改善点を説明し、上司が判断し実行する。というのが理想の組織である。多分。
まぁそれでも管理職が無能だとどうしようもないんだけどね。
マネジメントも奥が深そうですね。と社会人歴の浅いペーペーが偉そうに言ってみる。